三学期の始業式から一週間
子ども達も園での生活リズムを取り戻しつつある頃でしょうか?
今回は、二月の節分に向けての製作にぴったりな『おに』の壁面製作をご紹介します。
はさみ✂を使っての切り絵で鬼👹を作っていきます。
細かく切り込みを入れていく部分がたくさんあるので年長さん向けの製作です!
リアルな鬼が出来上がりますのでお楽しみに…
導入
絵本『おなかのなかに おにがいる』を読む
おなかのなかにおにがいる [ 小沢 孝子 ]みんなのおなかの中にはいろんなおにがいるようです…
食いしん坊おに、泣き虫おに、へそまがりおに…。
食いしん坊も泣き虫もへそまがりも、み~んなおなかのおにのせい!
豆をまいておなかの中の鬼を追い払おう!
節分と言えば!の有名な絵本ですね。
比喩的に自分の中にはどんな鬼がいるかな?と、自分が直した方が良いな…と思う部分を、子ども達なりに考えることができる絵本です。
みんなのおなかの中には、どんな鬼がいるのかな?
ねぼすけおに!
くいしんぼうおに!
みんなのおなかの中にも色々な鬼さんがいるみたいだね!
今日は、おなかの中にいる鬼をみんなで作って追い出しちゃおう!
作り方
下準備
写真のように切線を画用紙に印刷しておきます。
(写真は八つ切り画用紙を半分に折った状態です)
※すみません💦型紙等はありません…(*_*)
私がフリーハンドで書いたものです。フリーハンドで十分書けますので真似して書いてみて下さい♪
切線は太い線と細い線で書き分けています。
子どもが切る際、切る順序の手がかりになります。
太い線を切ろう!
早速太い線から切っていきます。
太い線であれば、どこから切っても構いません。
ちなみに線の太さの違いはあくまでも”手がかり”ですので、先に細い線を切ってしまっても全く問題ありません☺
細い線を切ろう!
次は細い線を切っていきます。
細かいので誤って切り落としてしまう子も出てきます💦
そんな時は
だいじょうぶだよ~!
と、セロテープでくっつけてあげましょう♪
完璧に線を切ることが目的ではありません!
最後に「できた~!」という達成感が味わえるような支援、言葉掛けをしていきましょう☺
仕上げ
① 目玉を貼ります。
② 金銀の折り紙を好きな形に切り、思い思いに装飾していきましょう。
③ 色鉛筆で模様を思い思いに描き加えます。
④ 耳の部分にのりをつけ、半立体になるよう、少し浮かせて貼っていきます。
最後は一人一人のおなかの中にいる鬼を聞き、教師が書き入れたら完成です♪
まとめ
今回は、はさみを使っての『おに』の壁面製作をご紹介しました。
年長さんともなると、随分はさみも上手に扱えるようになっているので
細かい線を切る事にチャレンジするには、ピッタリな時期だと思います。
リアルで本格的なおにが出来上がるので
子ども達もしっかりと達成感を感じることが出来る活動です♪
ぜひ作ってみてくださいね!
切線をもっと単純にする事で、年中さんでも作ることが出来るかもしれません!
∖ 節分にピッタリ!の絵本 ∕
おなかのなかにおにがいる [ 小沢 孝子 ]みんなのおなかの中にはいろんなおにがいるようです…
食いしん坊も泣き虫もへそまがりも、み~んなおなかのおにのせい!
自分の中にはどんな鬼がいるかな?と、自分が直した方が良いなと思う部分を子ども達なりに考えることができる絵本です。
「鬼は外~ 福は内~」のかけ声につられて次々とやってくる福さんたち
食べ物にも服にも困らないから私たちと一緒に暮らそうと言われるけれど…
結局はお父さんとの小さな当たり前の幸せを選ぶ、ほっこりあたたかなお話です♪