節分も終わり、そろそろ「ひな飾り」が各園で登場する頃ではないでしょうか?
今回は、私が実際に園での「ひなまつり会」で話していた『ひなまつりの由来』についてご紹介します。
そのまま使えるよう、子どもたちにも分かりやすい言い回しで紹介していくので、ぜひぜひ参考にされてみてくださいね♪
ひなまつり
3月3日はひなまつり。女の子の健やかな成長と健康を願う日です。
別名『桃の節句』とも呼ばれています。
3月〜4月上旬にかけては、ちょうど桃の花が咲く春爛漫な季節。
桃の花は、中国では病気や厄災をよせつけない、不老長寿の花とされ、とても縁起の良い植物なのです。
ひなまつりは、みんなが赤ちゃんの時からこんなに大きくなったことをお祝いする日。そしてこれからも、元気に大きくなりますように!ってお願いをする日なんだね!
ひな人形
ひな人形は、子どもたちを、病気や事故などの悪いことから守ってくれるとされています。
女の子がいつまでも元気に幸せでいられますように、という願いをこめて飾られます。
この話をした後、園に飾られた”ひな飾り”を上から順番に説明していました。
これはお雛様、お内裏様、三人官女…というように♪
ひなあられ
ひなまつりの日に食べるものといえば『ひなあられ』。
カラフルな色をしていて、見た目もとってもかわいいですよね。
実はこのカラフルな色には理由があるんです。
“どの季節も元気でいられますように”という願いが込められた食べ物です♪
ひしもち
お正月に食べたおもちとは、ちょっぴり違う色・形をしているこのおもち。
実はこのおもちの色にも、それぞれ意味があるんです!
「まだ寒いよ〜」って、草も土や雪の下にかくれんぼしているけれど、“寒さがなくなって、草が土の上に顔を出した時には、桃の花が咲いていますよ” そんな意味が込められている食べ物です。
まとめ
今回は、『ひなまつりの由来』についてご紹介しました。
ひな飾りや、ひなまつりならではの食べ物の由来を知ることで、子ども達が少しでも「ひなまつり」に親しみがもてるようになると良いですね!
視覚教材や実物を用いて話すと、より分かりやすく、子どもたちに伝えることができますよ♪
ひなまつりの由来については諸説ありますので、ご参考までに…♪
\ ひなまつりにオススメな絵本♪ /
ひみつ ひみつの ひなまつり (講談社の創作絵本) [ 鈴木 真実 ]「まって!いっしょにあそぼう!」
えいちゃんとお雛様たちの楽しい時間が始まります。
「きょうのことは どうぞひみつに…」
えいちゃんとお雛様たちとの、楽しく不思議な世界を通して「ひなまつり」に親しむことが出来る一冊です♪
ゆずちゃんが家族でお出かけしている間に、お雛様たちが大冒険⁉︎
こんなお雛様達の世界もあるかもね!
お話の途中には “ひなまつりの由来” 等も盛り込まれ、ひなまつりについて楽しく学ぶことも出来る一冊です♪