12月半ばを過ぎ、そろそろお正月に向けての準備が少しづつ始まってきている頃でしょうか…
年明けには
・日本古来の伝統・慣習に親しみをもつ
・お正月遊びを通して日本の伝統行事に興味・関心をもつ
ということで、お正月遊びを楽しむ園も多いのではないでしょうか?
今回はそんなお正月ならではのアイテム『お手玉』を使ってできる楽しいお手玉遊びを3つご紹介します!
どの遊びも”わらべ歌”を使った楽しい遊びばかりです。
保育のスキマ時間にも手軽に取り入れることが出来て便利ですよ♪
わらべ歌とは?
子ども達が遊び歌いながら、口伝えに歌い継がれてきた歌。子どもによって作り替えられたり、口伝えを通して歌い継がれてきたものなので、地域によって歌の曲調やリズムが少しずつ違ったりするようです。伝統的要素が極めて強い歌です。
ぺったら ぺったん おもちつき
お手玉をおもちに見立てて遊ぶ手遊びです。
♪ぺったら ぺったん
もちつけ もちつけ
ぺったら ぺったん
もちつけ もちつけ
もちつけた はい神棚へ
ことしもお米が
たくさんとれますように
おねがいします
曲調・リズムが知りたい方はこちらをどうぞ!
(※音声がながれます!)
♪ぺったら ぺったん と
手のひらの上でおもちつき!
最後は無事に手のひらのお皿の上に、おもちをのせることが出来るかな?
一人で上手に出来るようになったら、二人一組になってやってみよう!
片方はおもちをつく係、もう片方はお皿になっておもちを受け取る係です。
参観日など、親子ふれあい遊びとして取り入れるのもオススメです!
さらわたし
♪さらわた さらわたし
しずかにわたせ
こがねのように
おにのしらぬうちに…
曲調・リズムが知りたい方はこちらをどうぞ!
(※音声がながれます!)
①ゆったりとした曲調に合わせて、お手玉を隣へ隣へとわたしていきます。
②「おにのしらぬうちに」でお手玉を隠し、真ん中にいる鬼が誰がお手玉を隠しているのかを当てるゲームです。
慣れるまでは、お手玉の取り合いになるというトラブルも少々…
でも大丈夫!回数を重ねるにつれ、『バレないように隠すことの楽しさ』が分かるようになってきます♪
年長ともなると、みんな隠すマネが上手になりすぎて、本気でお手玉を持っている子を探すことも多々ありました💦
慣れてきたら真ん中の鬼を子どもに任せたり、お手玉を音がでる鈴などに変えたりしても面白いですよ♪
あんたがたどこさ
♪あんたがたどこさ
ひごさ ひごどこさ
くまもとさ
くまもとどこさ せんばさ
せんば山には たぬきがおってさ
それを猟師が 鉄砲でうってさ
にてさ やいてさ くってさ
それをこのはで ちょいと 隠せ
有名なわらべ歌ですね!
こちらも「さらわたし」の時と同じようにお手玉を隣へ隣へと渡していきます。
ですがこちらの歌では『さ』のところでお手玉を渡していきます。
『さ』以外のところは手のひらの上でもちつきのようにリズムをとります。
最初は難しいですが、出来るようになってくると楽しいですよ。特に「♪にてさ やいてさ くってさ」のリズミカルな部分は大盛り上がりです!
リズムにのせてお手玉を渡していくことに慣れてきたら、「♪か~く~せ!」でお手玉を本当に隠し、上記の「さらわたし」の遊び方と合体させても良いですね!
まとめ
今回は、お手玉を使った遊びを3つご紹介しました。
ジャグリングのようにお手玉を2個、3個使って遊ぶ遊び方はまだ難しい子も多いので、
このような簡単に出来る遊びを通してみんなでお正月遊びに親しんでいけると良いですよね!
子ども達と一緒にお手玉遊びを楽しまれてみてくださいね!
また、わらべ歌もまだまだたくさんあります♪
今後も少しずつご紹介していきますね!
∖ わらべ歌がギュッとつまってます! ∕
∖ わらべ歌が絵本に♪ ∕